Twitterにはアカウントをprotectedにする機能があって、これを使うと許可した人にだけ自分の発言を公開することができるようになる。protectedなアカウントの発言を見たい人はfollowリクエストをする必要がある。protectedアカウントの人は、以下のURLから自分に来たfollow requestを見ることができる。
http://twitter.com/friend_requests
Twitterでprotectedなアカウントを使っている人はよく知ってるんじゃないかな。
protectedじゃない人が上のURLにアクセスすると以下のような画面が出るはず。
ところで、
Twitterではアカウントを作成すると、「http://twitter.com/アカウント名」でそのアカウントのページにアクセスできるようになる。mickey24だったらhttp://twitter.com/mickey24といった感じ。
で、
何が言いたいのかというと、
何とfriend_requestsという名前でアカウントを取得できてしまったのですよ。
興味本位で試してみたら取れてしまった。今は反省している。
もちろんアカウントのURLはhttp://twitter.com/friend_requests。protectedの人がリクエストを確認するURLと完全に被ってる!
これはどうなってしまうのだろうと思ってhttp://twitter.com/friend_requestsにアクセスしてみたけど、friend_requestsのアカウント情報は見られなかった。
こうなる。friend_requestsアカウントにログインした状態でアクセスしてもfollowリクエストのページが優先的に表示される模様。どうやらURLが被ってもprotectedな人がfollowリクエストページにアクセスできなくなるといった悪影響はなさそう。
さて、このfriend_requestsアカウント、いろいろ確認してみたけど、一応ログインしていればhttp://twitter.com/homeにアクセスしてタイムラインを確認できるし、普通に発言もできる。けど一部のURLではいろいろ挙動がおかしい点があった。基本的にhttp://twitter.com/friendrequests/ほげほげというURLのページにはアクセスすることができなかった。
それにしても、friend_requestsというシステムが使うページ名でアカウントを作れるとは、流石Twitter。こういった予約語的(updateだとか)な名前のアカウントが作れた例は他にもあるようで、この件に関してはid:quolcさんが詳しい記事をまとめている。
@stylesheetsとはまた面白いところに気がつきますね。笑
このアカウントの実用上の特徴をまとめてみると
- followされてる相手からしか発言を見られることはない
- follower/following一覧を他人から知られる事がない
- TLから流れた発言はキャッシュされない限り二度と他人から読まれることはない
という感じになります。
friend_requestsもこんな感じだった。http://twitter.com/friend_requests以下のすべての個人ページに正常にアクセスできないから、他のユーザはfollowing一覧のページにも過去の発言のステータスURLにもアクセスできない。けど、Twitterで以下の発言をすればfriend_requestsをfollowできるし、followすれば自分のTLにfriend_requestsの発言が表示される。微妙すぐる。
F friend_requests
というわけで非常に微妙なアカウントが作れましたよ、と。
Twitterの穴をひとつ突けて面白かったけど、friend_requestsの使い道が思い付かない。どうしようかしらん。